テーマ:現場の目線から「コーチング」を問う

開催時間:14:50~16:20

シンポジウム概要

エビデンスベースドコーチングの実践の重要性が高まっている昨今,競技力の向上だけでなく,指導者の養成,スポーツを文化として享受することなど,大学や学会がスポーツ界に果たす役割も大きくなってきています.一方,コーチングは混沌の中で行う即興の連続であるという表現がなされるように,それぞれのコーチングの現場では様々な文脈で実践が行われており,絶対的な答えはないといえます.

トップスポーツ,大学部活動,大学での指導者養成,それぞれの現場に関わる立場から,3つの問いに対して演者の皆さんから実践を通して考えていることを聞きだしながら座談会を進めていきます.よりよい「コーチング」とは何か,皆さんと一緒に考えていく,共有する時間になれば幸いです.

Q1.それぞれの現場の課題は? 課題に対してどんな取り組みを実践している?

Q2.皆さんのコーチングの哲学は?

Q3.どのようにまわりにその経験や情報を伝えていく? 後の世代に残していくには?

登壇者とテーマご紹介

トップスポーツのコーチングに携わる立場から:竹中健太郎,村田憲亮

氏名: 竹中健太郎
所属: 鹿屋体育大学 スポーツ・武道実践科学系
学位: 博士(体育学)

経歴:

  • 1995筑波大学体育専門学群卒業
  • 2017鹿屋体育大学大学院 体育学研究科 博士後期課程修了
  • 1996~2008鳥取県立八頭高等学校 教諭
  • 鹿屋体育大学 講師,准教授を経て,現在,鹿屋体育大学教授. 

指導歴:

  • 2008~現在 鹿屋体育大学剣道部監督
  • 第15回,16回,17回世界剣道選手権大会 日本代表女子コーチ

委員歴:

  • 全日本剣道連盟 強化委員会委員(2019~2020)
  • 全日本剣道連盟 指導育成強化本部委員(2021~現在)

資格:

  • 全日本剣道連盟 剣道八段 (2020)
  • 全日本剣道連盟 剣道教士(2011)
  • 受賞等:文部科学省スポーツ功労者顕彰(2019,2017,2013)
  • 文部科学省国際競技大会優秀指導者表彰 (2019,2013)

論文/著書:

  • 竹中健太郎, 下川美佳, 前阪茂樹(2019)剣道の足構えについての検討-左足踵離床と着床時における下肢動作の反応時間に着目して-.スポーツパフォーマンス研究,10巻,311 – 324.
  • 竹中健太郎, 和田智仁, 下川美佳, 前阪茂樹, 前田明(2017)下肢始動の正面打突動作を意識した一過性のトレーニングが剣道鍛錬者の打突と踏み込みの時間差に及ぼす影響.スポーツパフォーマンス研究,9巻,171 – 182.

氏名: 村田憲亮

所属: 鹿屋体育大学 スポーツ・武道実践科学系

学位: 修士(スポーツ健康科学)

経歴:

  • 2006順天堂大学卒業
  • 2009順天堂大学大学院修了
  • 2006~2009セントラルスポーツ株式会社
  • 現在,鹿屋体育大学講師. 

指導歴:

  • 2010~現在 鹿屋体育大学体操競技部監督
  • 2018 第18回アジア競技会日本代表コーチ
  • 2012~現在 日本体操協会男子ナショナル強化部部員
  • 2019~現在 日本体操協会男子ナショナルU-21大学生強化部長

委員歴:

  • JOC日本オリンピック委員会強化スタッフ(コーチングスタッフ)
  • 鹿児島県体操協会常任理事

資格:

  • 第1種公認審判員免許(体操競技男子)取得(2017)
  • JSPO公認コーチ3(2022)

受賞等:

  • 優秀指導者賞(鹿児島県体操協会)

論文/著書:

  • 村田憲亮,中谷太希,中嶋洋介(2020)大学生体操競技者における演技構成や練習の転機が競技力向上に及ぼした影響~ゆかの得点を13.65点から14.80点まで向上させた事例~.鹿屋体育大学学術研究紀要,第57巻,95-109.
       村田憲亮,中谷太希,小西康仁,植村隆志(2017)採点規則改定に伴うゆかの演技構成に関する一考察-K.S選手の演技構成事例と2017年版採点規則に着目して-.鹿屋体育大学学術研究紀要,第55巻,41-50.
  • 村田憲亮(2013)鉄棒における「前方浮腰回転振り出し1回半ひねり懸垂」の開発-「前方浮腰回転振り出し1回半ひねり倒立」を目指して-.スポーツパフォーマンス研究,5巻,1 – 25.

大学部活動のコーチングに携わる立場から:濱田幸二

氏名: 濱田幸二

所属: 鹿屋体育大学 スポーツ・武道実践科学系

学位: 修士(体育学)

経歴:

1988鹿屋体育大学体育学部卒業

1990鹿屋体育大学大学院 体育学研究科 修士課程体育学専攻修了

宮崎産業経営大学 助手,鹿屋体育大学 助手,准教授を経て,現在,鹿屋体育大学教授 学長補佐(競技力向上担当). 

指導歴:

  • 1993~現在 鹿屋体育大学女子バレーボール部顧問・監督
  • 2000~現在 鹿児島国体成年女子 監督
  • 2000~2006 ユース男子バレーボール アナリスト
  • 2006~2009 ユニバーシアード女子バレーボール コーチ

委員歴:

  • 日本バレーボール学会理事(2014~現在)
  • 全日本大学バレーボール連盟強化副委員長(2021~現在)
  • 九州大学バレーボール連盟常任理事総務委員長(2016~現在)
  • 鹿児島国体競技専門委員会委員長・強化本部委員(2018~現在)

資格:

  • 国際バレーボール連盟(FIVB)公認コーチ(1992)
  • 日本体育協会 上級コーチ(バレーボール)(2009)
  • (公財)日本バレーボール協会 公認講師(2017)

受賞等:

  • 秩父宮妃賜杯全日本バレーボール大学女子選手権大会 優勝監督賞(2010,2013,2016,2020)

論文/著書:

  • 濱田幸二(2009)バレーボールのチームづくりに関する研究-コーチのスターティングメンバー構想について-.スポーツパフォーマンス研究,1巻,42 – 48.

大学での指導者養成に携わる立場から:金高宏文

氏名: 金高宏文

所属: 鹿屋体育大学 スポーツ・武道実践科学系

学位: 修士(体育学)

経歴:

  • 1986筑波大学体育専門学群卒業
  • 1989筑波大学大学院 体育研究科 修士課程コーチ学専攻修了
  • 1989鹿屋体育大学 助手等を経て,現在,鹿屋体育大学教授.
  • 2014教育企画・評価室長
  • [2016~2019年度大学教育再生加速プログラム(AP)事業計画責任者]

指導歴:

  • 1989鹿屋体育大学陸上競技部コーチ,監督を経て,現在は副部長.
  • 2007~現在,NIFSスポーツクラブ・陸上サークルコーチ

受賞等:

  • 日本コーチング学会第30回学会大会兼第12回日本体育学会体育方法専門領域研究会 優秀発表賞(共同研究者)(2019),日本学生陸上競技連合功労賞(2014)

論文/著書:

  • 田川浩子, 金高宏文, 山口大貴, 小森大輔, 瓜田吉久(2021)ある大学女子円盤投競技者における運動意識と地面反力のモニターによるファーストターンの技能改善.スポーツ運動学研究.34:143 – 162.
  • 金高宏文(2018)陸上競技を対象とした実践研究(福永哲夫, 山本正嘉編著,体育・スポーツ分野における実践研究の考え方と論文の書き方).市村出版.pp.66-81.

大学部活動のコーチングと指導者養成の両方に携わる立場から:村上俊祐

氏名: 村上俊祐

所属: 鹿屋体育大学 スポーツ・武道実践科学系

学位: 博士(体育学)

経歴:

  • 2006鹿屋体育大学体育学部卒業
  • 2014鹿屋体育大学大学院 体育学研究科 修士課程修了
  • 2018鹿屋体育大学大学院 体育学研究科 博士後期課程修了
  • 鹿屋体育大学プロジェクト研究員,特任助教,助教を経て,現在,鹿屋体育大学講師. 

指導歴:

  • 2012~現在 鹿屋体育大学テニス部コーチ・監督

委員歴:

  • 鹿児島県テニス協会理事(2019~現在)

資格:

  • (公財)日本スポーツ協会 公認スポーツ指導者 テニスコーチ4
  • (公財)日本テニス協会 公認S級エリートコーチ

受賞等:

  • 日本スポーツパフォーマンス学会 第6回日本スポーツパフォーマンス学会大会学会賞(2020)
  • 日本テニス学会 第30回日本テニス学会研究奨励賞(2018)

論文/著書:

  • 村上俊祐, 柏木涼吾, 岩永信哉, 沼田薫樹, 髙橋仁大(2020)テニスにおけるサービスのパフォーマンス向上に向けた取り組みとその効果.スポーツパフォーマンス研究,12巻,606– 621.

ファシリテーター:中本浩揮

氏名: 中本浩揮

所属: 鹿屋体育大学 スポーツ・武道実践科学系

学位: 博士(体育学)

経歴:

  • 2002東京学芸大学教育学部卒業
  • 2004東京学芸大学大学院 修士課程教育学研究科 保健体育専攻修了
  • 2008鹿屋体育大学大学院 体育学研究科 博士後期課程体育学研究科 体育学専攻修了
  • 鹿屋体育大学講師を経て,現在,鹿屋体育大学准教授. 

委員歴:

  • 田中教育研究所評議委員
  • 日本体育・スポーツ・健康学会体育心理専門分科会理事
  • 九州スポーツ心理学会理事長
  • 野球科学研究編集委員長など

受賞等:

  • 日本スポーツ心理学会優秀論文奨励賞(2021)など

論文/著書:

  • 中本浩揮, 福原和伸(2021)ボール軌道を予測する能力とは―スポーツの予測研究過去,現在,未来―.体育の科学,71巻,7号,458 – 464.
  • Hiroki Nakamoto, Takahiro Higuchi, David L Mann(2021)Kinaesthetic cues when predicting the outcomes of the actions of others. Journal of experimental psychology. Human perception and performance,47巻,4号,565 – 577.

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